家系研究協議会講演2016/07/23 22:33

家系研究協議会の夏の例会(7・30)で講演させていただくことになりました。
テーマは「石田三成の真実」です。
案内は以下にあります。↓
http://www.geocities.jp/kakenkyou/

「石田三成からの手紙」に関する講演会2012/11/14 00:14


今月23日に彦根で、拙著「石田三成からの手紙」に関する講演会を彦根で実施させていただくことになりました。

当日、石田三成検定が実施されており、その検定終了後に同じ会場(清涼寺)で実施させていただきます。

検定には受験料が必要ですが、講演を聞かれるだけなら無料ですので、お近くの方等宜しければお立ち寄りください。

1.日時 11月23日(祝)14:20~15:30

2.場所 清凉寺講堂(佐和山麓)

3.備考 
 ●事前登録、受講料等は不要です。
 ●ただ当日14時まで同じ会場で石田三成検定が実施されていますので、講演だけ受講される方は、検定終了までは会場に入れないかと思いますがご了解ください。
 ●三成検定ページも参照ください。http://machinoeki.info/?tid=19&mode=f77

映画「のぼうの城」を見ました2012/11/08 00:51

出張帰りに、都心で「のぼうの城」を見てきました。
三成の忍城水攻めを題材にした話題の映画です。

夜の回だというのに、そこそこ混んでて、人気はあるようですね。

さて、見終わってみて感想ですが、これは面白い映画だったか・・・

・・・うーん、難しいですね。

私はどうも水攻めのシーンが来ると、
「本当の水攻めは、こんなんじゃない!(はずだ!)」
と思って見てしまうし、どうせ最後に三成が負け役になるのは分かってますから、あまり気分良くはない、そういう意味で単純に映画として楽しむことは出来なかったですね。

津波のような奔流が押し寄せる水攻めシーンがありましたが、もちろんあんなのは物理的に不可能です。ダム決壊させてるんじゃないんだから。

水攻めは、いかに湛水させるかが非常に難しい分けですね。
そういう意味では守る側にジワジワと水が上がってくる怖さはあったかもしれませんし、紀州太田城攻めでは実際そういう風に水がくる状況もあったかと思います。
ただ忍城では水を充分に溜めること自体ができなかったので、城方にはそういう怖さも無かったでしょうが。

この映画、もし全く先入観なしで見ることができたらどうだったのか?

つまらなくはなかったかな?

周りからも「結構、笑えた。」とかいう声があがってましたね。

キャラクター的にはステレオタイプが多くて、いかにも娯楽作品という感じではありましたね。
大谷吉継(山田孝之)なんか、もっと良い味だせるキャラクターに出来たはずと思いますが、なんか中途半端な気はしましたね。
佐藤浩市は、そこそこ良い味だしてたかな。

映画終わった後、隣のカップルが、こんな会話してました。
「これって、本当にあったのかな。」
「あったんじゃない。だって事実って書いてあったよ。」
「ふーん。」

あーあ、史実はこんなじゃありません、と言っても仕方ないだろうなあ。

思い起こせば、私自身は二十年近く忍城攻めの真実に関する考えを世に発表し、
「忍城攻めは、三成の戦下手を示したものではない。」
「水攻めに拘ったのは秀吉である。」
と言い続けて、最近はようやくその考えが定説になってきたかなあ、と思っているのですが、そういう身にとっては何とも複雑な思いです。

しかし「のぼうの城」は100万部以上も売ってるし、映画見る人も何十万人もいるだろうし、これが忍城攻めの史実のイメージとして定着しちゃうんだろうなあ。
文学と映像の力は強い。

まあ忍城攻めという、マニアしか知らないマイナーな戦いにスポットライトが当てられただけで、良しと思うことにします。