歴史街道七月号2016/06/05 22:28

歴史街道7月号特集「石田三成と大谷吉継」に、三成・吉継の堺奉行時代、博多復興に関わる記事を4ページほど寄稿しています。

http://www.php.co.jp/magazine/rekishikaido/

宜しければご笑覧ください。

大関ヶ原展に行ってきました2015/05/04 22:20

遅まきながら、「大関ヶ原展」(江戸東京博物館)に行ってきました。

混んでいるという話は聞いていましたが、「関ヶ原」であろうと何であろうと、歴史関係のイベントの混み方なんて、たかが知れたものだろうと思っていたら・・・甘かったですね。

チケット買うだけで1時間待ちでした。
招待券いただけるような身分では勿論ないので、チケットは、せめてネットで事前購入しておくべきでした。

さらにそこから入場制限で1時間半待ち。会場着いてから、2時間以上かけてやっと中に入ることが出来ました。
凄い人気ですね。

行列並んでいる方は、比較的、高年齢層の方が多いかな。
若い方もいますけど、ゲーム系っぽいですね。
GWなのでお子さん連れも多いですが、親子どちらの好みでしょうね。

展示品は流石に気合入ってます。
一見の価値ありものも多数です。
これだけのものが一度に見れる機会は貴重です。

展示品ですが、入り口近くに、関ヶ原合戦屏風の中で津軽家伝来の所謂「津軽屏風」があります。
実物は以前も見てますが、これだけ間近でじっくり見たのは初めてかな。この津軽屏風は、家康が絵師に書かせたもので、関ヶ原合戦屏風類では成立年代が最も古く、重要文化財になっています。
ただ多くの方が指摘されてるように、この津軽屏風における各武将の陣配置には不自然なところがあり、三成陣所の旗印は無地の白旗になっています。
この辺の陣所は、屏風に貼られた付箋で定義づけされているのですが、この付箋、実はかなり後世に貼られたものではないか、という気がしますが、いかがでしょうか。詳しい方、教えてください。

会場は中も大混雑でしたね。
書状類で面白いのもありましたが(そのうち機会があれば書きますが)、一般に人だかりが多いのは、兜や刀剣類ですね。

中でも一番人気は、三成ゆかりの石田(切込)正宗かな?(身びいき?)
石田正宗とは久々の対面でしたが、やはり刀の棟に傷があるのが、皆さんに臨場感を感じさせるみたいですね。

プロジェクションマッピングもありましたが、これはちょっと安っぽい。
もう少し違うやり方あったと思いますね。

しかし、凄い人だったなあ。
「大関ヶ原展」、この後、京都や福岡でも開催されるそうですが、そちらはさすがに東京ほどは混まないんじゃないか、と思いますが。

吉継カフェと佐和山城フォーラム2014/12/14 23:03

この週末は関西に出かけてきました。

12/14(日)に、敦賀で大谷吉継に関するイベント「吉継カフェ」(4回目)があり、彦根では「佐和山城フォーラム2014」があったので、その辺が目的です。

ただ吉継カフェが終わるのが12時、佐和山フォーラムが始まるのが13時で、
「両方出たいけど、無理だろうなあ」
と半ば諦めていましたが、改めて時刻表をみると12:09敦賀発12:44米原着の特急があります。
米原からタクシー飛ばせば15分で彦根に行くだろうから、何とかなるかも知れない、と欲張ってハシゴすることにしました。

土曜は昼間は所用あり、終電で敦賀入り。着いた時は少し霙がぱらつく天気でしたが、翌朝起きてみると・・・



・・・大雪になってました。

果たして、どうなっているのかと「吉継カフェ」に行ってみると、大雪をものともしない参加者で会場は満席。
7割は女性かな。さすが吉継は女性に人気ありますね。
にあります。
カフェというだけあって?会場には飲み物とスナック菓子が準備されていて、常連っぽい方はセルフで適当に摂っていました。

講師は今年の三成祭でも講演された外岡先生。
本日のテーマは吉継の母親である「東殿」と吉継の出自に関するものです。

「東殿」の活躍ぶりを熱を込めて話される外岡先生。
時間12時までの筈ですが、なかなか終わる気配がありません。
レジメを読むと、最後に天台座主記にある「後家東」の記述から、吉継の出自を読み解く説明があるようでしたが、そこまで聞いていくと12時半くらいになりそうな雰囲気でした。
質問したいことも山ほどありましたが、特急の時間を考え、後ろ髪ひかれる思いで途中退出。会場を後にして、待たせていたタクシーに飛びのって敦賀駅に向かいました。

駅に着いてみると大雪で特急は延着。
ちょっと力が抜けそうになりましたが、気を取り直して、米原からタクシー飛ばし佐和山城フォーラムの会場へ。
フォーラムの方は結局5分ほど遅刻になりましたが、友人が前の席をとってくれていたので、そちらに滑り込みました。

佐和山城フォーラムの詳細は
あたりで。彦根市役所にも紹介ページがあったのですが、もう削除されているようですね。

藤田達生氏の基調講演「秀次事件と佐和山城」のあと、「佐和山古絵図を読む」(野田浩子氏)、「佐和山城跡における考古学的調査」(林昭男氏)報告と、3氏によるパネルディスカッションという構成でした。


藤田氏の講演は文禄4年秀次失脚時の政変を、秀吉家臣と秀次家臣の派閥争い・権力闘争という、昔からよくある考えに基づいて話されていて、その辺は「あれれ」という感じでしたね。秀次事件については、最近いろいろ新しい考察がされているのですが。

林氏の発掘調査結果報告は中々面白かったです。
地割や出土品から城下町構成を読み解いているあたりが興味深かったですね。
ただ、いま佐和山山上で進めている西の丸の最新の調査結果が聞けるかな、と期待していましたが、その辺は今回は報告無かったので残念でしたが。
野田浩子氏は江戸期の古絵図に記された佐和山城の内容に関する報告でしたが、城の門跡の位置等、往時の城域を考えさせるところがありました。

会場はこっちも盛況でしたね。
彦根の会場はご年配の方が多かったですが、懐かしい知り合いの方に会場で会えました。
資料、レジメも立派。彦根でも佐和山の認知度が上がっているようです。

「佐和山城フォーラム2014、というタイトルにしたのは、2015をやりたいから」
というコメントも主催者側からありましたが、また今後に期待したいです。

フォーラム後は同行の友人と懇談。
慌ただしかったけど、充実した週末でした。